加工治具 3Dプリンター製作事例

今回は、タービンブレードの底面加工用(フライス加工)の治具をご紹介します。底面と平行となる基準面がどこにも無いため、専用治具を製作するしか方法がありません。

そのため3DCADで、タービンブレードのモデルからぴったり前後から挟み込めて、尚且つ加工面(モデル底面)が水平になるような治具を設計しています。

加工時にバイス等で固定するため、治具は強度が必要となります。そのため、材料はナイロンに炭素繊維を混ぜ込んだ[PA6-CF]を使用しております。

試作1回目は治具と製品の隙間を開けすぎていたため製品加工中に製品が動いてしまい上手く加工できず失敗となりましたが、試作2回目で問題ない治具を製作することができました。

フライス加工、旋盤加工用、検査用の治具、試験用のオーダー部品など3Dプリンターの用途は様々ございますので、市販品で調達できない樹脂部品のご要望がございましたら、ご連絡ください。

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